1/4(木)に東京体育館で第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)が開幕しました。
星城高校は、第1試合に登場し、国体王者である山口県の高川学園高校と対戦しました。星城高校は挑戦者として、自分たちの持ち味を出し切れるかが勝負でした。
高さのない星城高校は、相手の高さのある攻撃をなかなか凌ぐことができず、第1セットを落とします。続く第2セットは、序盤で相手に走られますが、連続サービスエースで流れを掴み、時間差攻撃で相手を惑わすことに成功して取り返します。最終第3セットは、相手の高さや速さを前に打開策を見出せず、1-2のフルセット負けとなりました。
試合後の選手たちの表情には、清々しさが感じられました。もちろん勝てるチャンスがあっただけに、悔しさは持っていると思います。しかし、全員で最後まで戦いきれたこと、国体王者相手に一矢報いたことは彼らの誇りになっていくでしょう。
そして、今大会も東京までたくさんの保護者が足を運んでくださいました。試合のたびに応援してくれる人たちの存在あっての選手やチームだなと感じます。先輩についていくのがやっとだった1年生、勝てなかった2年生、勝つ喜びと苦しさを知ることができた3年生、3年間の様々な経験を一緒に喜び、苦しみ、戦ってくれた存在です。この3年間の経験と、支えてくれる人の存在があれば、彼らはどこにいっても自分で自分を誇れる人間になれると思います。
テレビ中継で応援してくれた方、自らチケットを確保して応援してくれた方、そして応援団の皆さん、本当にありがとうございました。星城高校に関わってくださったすべての人たちに今後も応援したいと思ってもらえるように、新チームも選手、スタッフ、保護者一同、精進していきます。
今後も星城高校男子バレーボール部の応援よろしくお願いします。