【第5回】5月17日(金)第5回 「SDGs目標6月 安全な水とトイレを世界中に」(明徳1年生・探究)
5月17日(金)5・6限目に行われた第5回となる「未来探究」の授業を行いました。最初に自分の1日の生活で使う水の量についてクイズ形式で考えました。日本人は1日平均して約287L使っており、これは2Lのペットボトル約140本分に相当します。予想したよりも多く水を使っていることに、興味・感心を持つ生徒が多かったように感じます。そして、目には見えない仮想水(バーチャルウォーター)仮想水(バーチャルウォーター)についても学習しました。これは、食料を輸入している国(消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要か推定したものです。実際に、オムライスやカレーなどをもとに、自分たちの取る食事にどれくらい使われているかについて仮想水計算機を用いて計算しました。多くの食材に水が多く使われていること、食料の多くを輸入に頼っている日本は、水に関する問題は例外ではないということを学習できました。
6時間目は、「水を自由に使うことができないとどのような問題が発生するか?」という問いをもとに、どのような問題があるか付箋に書き出しました。集まった付箋はYチャートで分類して、各問題の解決策を考えました。最後に、自分たちの意識や行動を変えるために、どのようなルールを提案できるかについて考えて発表をしました。また、国によっては水を手に入れるのが困難で、遠く離れた水くみ場まで、水を汲みに行っている国が存在します。そのため、クラスによっては、実際に水を入れた容器を運ばせて、水を運ぶ大変さを体験させるクラスもありました。
私たちの周りでは、蛇口をひねれば水が出ます。しかし、世界には綺麗な水を十分に飲めない人々が数多くいます。水が足りないだけでなく、不衛生な水を飲んで病にかかり、命を落とす人も少なくありません。こうした世界における水問題の原因は様々であり、日本においても水に関する問題は例外ではありません。今回の活動を通して、水を当たり前のように使えることに感謝するとともに、普段の生活でも水を大切にするように心掛けてほしいです。
【第5回】 5月17日(金)5・6限「観光地調べと交通全般について」
5時間目は、各コースの観光地を調べました。具体的にどこにその観光地があるのか、地図を活用しながらメモをして、研修旅行当日のイメージを膨らますことができました。最後には、1人1つの観光地について、歴史・特徴・どんなものが見れるのか・入場料など様々な視点で情報収集を行い、スライドにそれをまとめ、グループ内で共有しました。
6時間目は、グループで1番行きたいと選んだ観光地について、さらに情報収集とまとめを行い、クラス全体で情報共有を行いました。その後、現地での移動手段を考え、その国・地域での交通マナーやルール・料金・乗り放題券などを調べ、スライドにメモをしていきました。これから、まだまだ多くの情報を集め、その国・地域について見聞を広げていかなければなりません。そのために、どのようなことを学び、どのように活動していかなければならないかを考えていかなければなりませんね。
【第5回】5月17日(金)5・6限「志望理由の組み立て方」(3年生 探究)
5/17 今回から7月頃まで進路実現に向けた自己分析を行っていきます。
5限目は、「自分の好きなこと」から学問や職業のつながりを考えました。
好きなことや得意なことから学問や職業のつながりを考えることは、以前にも行ったことがあるので具体的に書くことができました。最近気になるニュースについては、手が止まってしまう生徒も見られました。自己分析だけでなく、入試に向けて社会の動きにも視野を広げてほしいと思います。
6限目は、自己分析の方法について動画を通して学び、2種類のワークに取り組みました。
まず「自分史」に取り組みました。小学校生活から高校生活までを振り返り、自分の行動傾向や価値観について考えました。生徒の中には、幼少期に挑戦したものが現在の経験に生かされていることに気づいたり、将来の夢につながっていたりするなど自分を再発見できた活動になりました。次に、志望校や就職先について情報をまとめました。ENAGEEDでも志望校や就職先を調べていますが、前回より詳しくまとめる姿が見られました。また進学後に何ができるのか、その後の就職先なども調べる生徒が多くみられました。
次回の探究は6月になります。中間テストを挟みますが、自己分析を行ったり、進学先を調べたり進路実現に向けて準備を進めてほしいと思います。