11/4(月)にパークアリーナ小牧で第77回全日本バレーボール高等学校選手権2日目が行われました。
星城高校は準々決勝の清林館高校と準決勝のたちばな高校に2-0ストレート勝利を収め、11/17(日)の代表決定戦の切符を獲得しました。
勝ちはしたものの、その内容には課題が残ります。決勝進出はあくまで通過点であり、我々にはもう1つ大切な戦いが待っています。大同大大同高校の代表決定戦です。
ここに勝利しない限り、春高への道は開かれません。そして相手はこれまでの対戦でセットすら取れていないチームです。目指してきたインターハイ出場も大同高校に阻まれました。3年生にとって今回が最後のチャンスです。
3年生のこの3年間を振り返ると苦しいことの方がはるかに多かったと思います。入学当初、希望に満ち溢れた彼らの前に待っていたのは、インターハイ予選での愛知県3位、そして、春高予選では決勝にすら進めないという現実でした。授業後に教室に来ては、昨日の反省や今日の目標を話してから練習に向かう背中を毎日見送りました。
2年生では、力のある先輩たちにたくさんの素晴らしい景色を見せてもらいました。3年生になり、計り知れないポテンシャルを持つ2年生たちとどうチームを作って行くか、3年生としての自分にできることは何か、模索する日々が始まりました。そしてインターハイ予選の悔しさ。
「自分のことよりチームのこと」「チームのために」この1年間、3年生が散々言われてきた言葉です。不器用で気弱で、頼りない部分もあったかもしれません。1.2年生も大きく成長し、コート内外で学年を問わず声を掛け合う姿が見られるようになりました。頼もしい後輩たちを率いて、やはり春高予選決勝は3年生の力が試されます。
1.2年生は3年生のために、3年生はチームのために、そして「感謝の気持ちを忘れずに！」全員バレーで春高出場の栄冠をを勝ち取りたいと思います。
代表決定戦は11/17(日)にエントリオ(豊田合成記念体育館)で行われます。チケットはすでに完売していますが、(11/11追記:チケットの追加販売が行われているようです。詳しくはチケットぴあ、もしくは愛知県バレーボール協会HPをご確認ください。)SPORTS BULLでの配信もありますので、ぜひご覧ください。星城高校男子バレーボール部の応援よろしくお願いします。