WWW・SGH x 探究甲子園2022(文部科学省 WWWコンソーシアム構築支援事業)に、仰星コース2年生5名の生徒(畠山 祥宏さん、福島 匠音さん、藤本 大空さん、杉原 梨恩さん、伊藤 利々愛さん)が出場しました。
この班の研究テーマは、『外国人市民の外国語学習』です。年々増加する豊明市の外国人市民、その子供たちにターゲットを絞り、この子供たちがこの町で不自由なく生活していくために自分たちに何ができるのか、何をしなければならないか、という課題への取り組みについて発表を行いました。
今回は、参加した生徒の感想を掲載いたします。
僕たちは、豊明市及び全国の課題である外国人児童への日本語教育の需要の増加と供給の減少に着目し、その現状から、日本語が不自由で児童同士の会話に入れない子が出てくるのではないかと予想し、彼らが楽しく、効率的に日本語を学べるものを作るということをテーマにプレゼンテーションを行いました。
自分達の啓発素材をたくさんの方々に聞いてもらい、質問やアドバイスを頂くことができ、とても貴重な経験になりました。これらをもとに、更に改善を加えて、より良いものにしていきたいです。
その後に行われた他校との交流会では、「社会課題を身近なものにするためにはどうするべきか」という議題について話し合いました。
自分たちも積極的に交流を図り、意見交換をすることで、高校生である自分達にも出来ることが必ずあるということが分かり、とても有意義な時間を過ごせました。
また、他校のプレゼンテーションを聞いて、日本に蔓延る課題とその現状を沢山知ることができました。それらはまだまだ未解決な状態にあり、決して簡単に解決出来るものではありません。だからこそ、それを他人事だと投げやりになるのではなく、自分が当事者であるという意識を一人一人がもてば、必然的に解決策は出てくるとこの探究甲子園を通して学びました。(藤本)