校外学習で感動の涙~2年・3年合同演劇鑑賞~

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 梅雨シーズンの束のまの快晴となった今日、1年は伊勢・鳥羽方面へ。一方、2年と3年は合同で「演劇鑑賞」をおこないました。

 演目は「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」で、東京演劇集団「風(KAZE)」の皆さんによる公演です。

 東京演劇集団「風」のパンフレットを拝見すると過去に上演した高等学校数が、約2000校にも至っているメジャーなみなさんです。

 確かに、人の心に「ぐさっ」とくる素晴らしい演劇でした。

 内容は、アメリカで実在した社会福祉活動家ヘレン・ケラーさんの半生を演じた作品でした。ヘレン・ケラーは、視覚と聴覚と発話に先天的障害のあった「重複障がい者」でありながら、世界各地を訪問し障がい者教育・福祉教育に尽力された方です。

 生徒にとってはきっと、人とのつながりの大切さが伝わったことと思います。多くの生徒の目頭が熱くなっている様子が認められました。また我々教師集団にとっても、教員としての姿勢をあらためて考えさせられた演目でした。

 一方、公演終了後は「バックヤード・ツアー」も企画して戴きました。バックヤード・ツアーは実際のステージに上がってみたり、幕の裏に回ってどのような仕組みになっているのか。音響設備や音の出し方は・・そしてキャストの方々との会話や感想や説明が思いのほか丁寧で気さくで・・

 今日は多くの実りある学習となりました。

 「風」のみなさん本当に有り難うございました。