本校ソフトボールグランドを会場に、ソフトボール競技の2回戦がおこなわれた今日、選手たちは満面の笑顔で初戦を迎えました。
新型コロナウイルス蔓延の影響でことごとく大会が中止なったことは全国的に承知のことです。このチームもその影響を大きく受けました。3月開催の全国高等学校選抜大会への出場を決めていたところ中止となってしまいました。7月開催予定であった全国高等学校総合体育大会も中止が決まっています。
部員たちの心中を察すれば、あまりあるところです。しかしこれは星城高校の部員たちだけに限りません。どの競技もどこの学校も同じでしょう。
競技種目の中には今日のような「代替え」大会すら企画できない競技もあります。
「このメンバーで試合ができることの感謝の気持ち」「このメンバーで噛みしめ合うことのできる喜びの気持ち」を分かち合うことのできるのは「試合がおこなわれる」ことに帰結するのですね。毎年サイクルのように「当たり前に」試合が繰り返されていたことが「当たり前でない」ことでその価値が再認識されているのが今大会の価値のようです。
それだけに選手たちの、この大会への意気込みも違い、笑顔も違い、声も違っていました。これまでのわだかまりをすべてはき出したかのようでした。
今大会が天候に恵まれ、おもいっきりやらせてあげたいですね。