【令和2年度 SGL活動報告】2/13 地域協創学Ⅰ 1年生 SGL活動

 本日で1年生最後の活動日となりました。校内1年生の優秀班による発表を視聴し、自分たちの発表やスライドについて改めて見つめなおしました。班員でこれまでたくさん議論を重ね、協力しながらデータを集めたりしながらスライドをまとめ発表の準備をしてきましたが、やはり優秀班の発表と見比べると、論の詰めの甘さ、スライドの作り込みの甘さなど、来年度に向けて吸収できるものがあったのではないでしょうか。校内の同学年の生徒による発表は相当刺激になったと思います。どのクラスであろうと、どの班であろうと、「あそこまでできるんだ」という自信にもなったと思います。
 その後は、Glocal HSM2021で金賞を受賞した学校による発表を視聴しました。さきほどの発表で未熟さを痛感したばかりでしたが、全国大会の最高レベルに言葉も出ませんでした。中でも、日本語部門で金賞を受賞した学校のうちの1つは、本校の特進2年3組の発表でした。1年生の一部クラスが拝見させていただきましたが、1年生の多くが気づくことができなかった、あるいは、深めることができなかったポイントがいくつも練りこまれていました。そこには、豊明市民の方々と接するコミュニケーションの濃厚さ、収集した情報を的確に分析し巧みに構築された論理、実践に基づく振り返りや考察の深さがあり、そして何より、目の前の「豊明市民」を暖かく見つめ、どんなことが自分たちにできるのかについて、どれほど考えてきたのかが伝わってきました。先輩方がどのように地域と接してきたのか、大切にしてきたのか、1年生も感じることができました。この先輩方から受け継いだ感覚を持って、来年度はさらに精進していきたいと思います。

 さて、活動の後半は「花溢れる街づくりプロジェクト」で地域の方々と協働して作成して花壇の手入れを行いました。1年生生徒と地域の方々で、水をやったり、雑草を抜いたり、枯れている花を摘まんだりして、ここまで維持してきた花壇です。しかし、本日で今年度最後の授業となるため、来年度の新1年生への引継ぐために、改めて花壇を整えました。最後は、周辺のゴミも回収して、プロジェクト当日のようなキレイな花壇にかなり戻りましたね。このプロジェクトから、1年生も地域の方との交流が行われるようになりました。外国にルーツを持つ子どもたちや年配の方々など、かかわってくださった方の顔が浮かびます。本当にありがとうございました。みなさまの多くの理解と協力のおかげで、これほどまでに有意義な活動とすることができました。