6月10日(金)5・6限目に行われた第6回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。
① SDGs学習ゲームを利用したアイスブレイクと社会課題理解
② シンキングツール「バタフライチャート」の活用
③ SDGs目標6「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
今回は「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」をテーマに学習しました。日本では火力発電するため、資源を約90%も輸入に頼っていることや、発電により大量のCO2が発生します。今のまま電気を使い続ければ、産業革命以前より4℃上昇すると言われています。CO2などの温室効果ガスの排出量を減らし、吸収量と均衡させる「カーボン・ニュートラル」の取り組みが進められていることを学習しました。
6限目は、「カーボン・ニュートラルを実現するために、電気使用量を半分に制限する」のトピックで、賛成意見と反対意見を付箋でどんどん書き出しました。班で集まった付箋を、バタフライチャートで分類し、班で賛成、反対かを決定しクラス全体に発表しました。
「電気使用量半分では生活が難しい、スマホが使えなくなるのは嫌だ」という意見で反対する班が多く感じました。賛成意見には、「未来のためによりよい環境を残すことが大切、電気が少なくても生活に慣れていけばいい」などの意見がありました。
私たちがまだ生きている30年先、気温がさらに上がれば、私たちの健康や生活に直接影響するでしょう。様々な面で影響があるエネルギー問題はすぐに取り組むべき課題かもしれません。
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