学校生活,グローカル探究/未来探究/sports knowledge

 アスリート特進コースの総合的な探究の時間では、Vリーグのバレーボール選手として活躍されているWOLF DOGS所属の川口太一選手を講師としてお招きしました。


 川口講師は本校卒業生で、在校時は石川祐希選手や本校バレーボール部中根聡太先生とともに高校6冠を達成した選手です。プロ選手として海外のチームでプレーした経験、国内では昨年の天皇杯で優勝した経験などから、「疑問を持つこと」と「目的を持つこと」の大切さを話していただきました。


 プロの選手から直接学ぶ貴重な機会となり、生徒たちは真剣に話を聞いていました。授業後には、たくさんの生徒が川口選手に質問をしていました。


 今日の探究の時間は、生徒にとってとても有意義な時間となりました。川口太一選手、ありがとうございました。

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

6月8・9日は 仰星・特進2年生 SGL第2外国語 第2回目のベトナム語講座でした。

挨拶から「シン チャオ(こんにちは。)」とベトナム語で元気にスタートです。

まずは前回の復習ということで、こんにちは。ありがとう。さようなら。をベトナム語でおさらいです。

中にはしっかりとベトナム語で書き出す生徒も居て、出だしから好調のようす!

今日のベトナム語ではアルファベットと数字の読み方を習いました。

アルファベットではベトナム語と英語のものを並べて違いを見比べてみることで発語の違いを認識。そして実際に発音の練習です。なんと、ベトナム語には12の母音があり、「あ」の発音は6つ、「う」「え」の音は2つの異なる音で表す、と聞き、驚きの声があがりました。先生の真似をして発音する場面では先生の発音の違いが分からず苦戦する生徒がちらほら…ですが何度も繰り返すうちに上手に発音できるようになっていました。先生方にgoodサインをもらい一安心です。おかげで、その後の数字の練習ではみんな発音記号の違いを意識した発音ができていました。

授業の後半ではベトナムの“スポーツ”について学びました。

ベトナムはサッカーを通じて誰とでも交友関係を築くことができる!と言われるほど国民はサッカーが大好きとのこと。中国由来のドラゴンボートレース、牛レースや“ダーカウ”など、歴史的背景や実際の様子を動画で見たりして、文化の理解を深めました。

せっかくのスポーツの話で座学はもったいない!

とのことで、先生方の指導の下、生徒たちは“ダーカウ”に挑戦しました。

ベトナムでは体育の授業の一環になっているほど国民的に人気の“ダーカウ”は、羽根(バトミントンのシャトルを大きくし、重りをつけたようなもの)を足で蹴り続けるスポーツです。男女問わず、1人でも、何人とでも遊べるので、ベトナムの町では至る所でダーカウが行われているとのこと。

実際にやってみると、思ったところに飛んでいかず、蹴り続けるのに苦戦する生徒も居れば、意外な才能を発揮して何回もできる生徒も。「なにこれ!」「難しい!」なんて言いながらもみんな夢中になってプレーしていました。

一緒に運動をしたことで、先生方との距離も近くなり、みんな楽しみながら異文化理解を深めていきました。

ソフトボール部,部活動

 6月4日、豊明市勅使グラウンドにて第76回愛知県高等学校総合体育大会の準決勝と決勝が行われました。

 準決勝は人間環境大学附属岡崎高校と対戦し、6-0で勝利しました。

 決勝は修文学院と対戦し、3-2で勝利し優勝することができました。これによって、8月に高知県で行われる全国高等学校総合体育大会と2週間後に船見緑地グラウンドで行われる東海高等学校総合体育大会への切符を手にすることができました。

 たくさんの応援ありがとうございました。
 引き続き応援よろしくお願いします。

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6/4(土)の地域協創学Ⅲは、5/7の仰星コース対象の回に引き続き、名古屋大学の学生団体である、すとーりーうぃず に来校していただき、特進コースの生徒対象に実施されました。

まずは大学生の自己紹介。すとーりーうぃずの学生は、県外出身の方が多く、自己紹介兼出身地の紹介として地元になじんだクイズを出題してくれました。岐阜駅には金の織田信長像があるようで、隣県について豆知識を入れたところで、ほどよく高校生の緊張もほぐれたようでした。

さて、授業の本題へ入っていきます。高校生の自分の将来について改めて考えます。その理想像に近づくために求められることは何なのか。1つずつリストアップしていきます。現段階でリストアップしたものが、どの程度達成できているか考えます。30%…、50%…、70%…、ひとそれぞれ、項目ごとに%は異なっています。100%に近付けるために、何をしないといけないのか再びリストアップしていきます。残された1年でやらなければいけないこと、量、スケジューリングなど細かくイメージできたのではないでしょうか。

ここで、大学生の話に戻ります。今現在大学生が行っていることや将来に向けて考えていることをお話していただきました。目の前のことではなく、社会や世界といった規模の大きいことを考える方が多くて驚きました。視野の広さに驚愕です。名古屋大学に入る前はどのようなことを考えていたのかなども教えてくださいました。社会に対して抱いている純粋な好奇心や疑問を、身の回りのできごとから感じて、それを追求するために名古屋大学を選んだ、とのことでしたが、この角度で物事を捉え自分の進路選択の中心に持ってくるというのは驚きでした。就きたい職業ややりたい職の内容から、大学や学部選びをするのが一般的だと思いますが、その点、講師の大学生との大きな感覚のズレについて知ることができました。

これまで、進むべき進路について明確に自覚している生徒とそうではない生徒の両方が特進コースにはいました。今回のこの名大生による授業で、どちらの生徒にとってもより明確に自分の将来が捉えられるようになったのではないでしょうか。実際にこれからの自分の行動や選択に変化が出てきて、理想的な過ごし方ができるとよいですね。

すとーりーうぃずのみなさん、2日間、本当にありがとうございました。ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。

部活動,野球部

 本日(6/5(日))、刈谷球場で招待試合が行われました。この招待試合は、全国大会等で優秀な成績をあげた県外の高等学校を愛知県高等学校野球連盟が招待し、愛知県内の高等学校4校と2日間にわたって、合計4試合対戦する大会です。今年度は、奈良県の天理高校を招待して行われました。

 愛知県から出場する4校は、前年度秋季県大会(今回は、令和3年度第74回愛知県高等学校野球選手権大会)の上位4校です。私たちは、秋季県大会で4位だったため、初めて出場させていただくことになりました。

 試合は、10安打を放つも1本が出ず、バッテリーは、4安打に抑えるもエラー等のミスが重なり、0-2で負けてしまいました。

 次の大会は、3年生にとって高校野球最後の大会となる夏の選手権大会です。「感謝」の気持ちを忘れずに、最高のプレーができるように準備をして、目標である「甲子園出場」を達成したいと思いますので、応援よろしくお願いします。

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

 本日は、豊明市 市民生活部 市民協働課の松本 小牧様 および 竹田 哲規様をお迎えし、豊明市の地域課題を考える~地域課題を発見するコツを掴み、多文化共生の課題を考える~と題したご講演を伺うことが出来ました。

 「地域課題とは何か?」「高齢化が進んでいることは地域課題なのか?」「街の賑わいがないことは地域課題なのか?」。地域課題とは「誰かの、具体的な問題であるはず。誰が何に困っているのか?」。簡単そうで、実はとても難しくて深い『地域課題』を考え、理解すること。その本質を見誤ると、解決にはつながらない。

 そして、市民協働課としての取り組み、具合的な状況などを、ユニークな発想を交えながらお聞きすることもできました。

 後半は教室に戻り、今日の講義をもとに、もう一度、班でしっかりと「多文化共生の課題」について考え、話し合い、班としての意見としてまとめることができました。

 地域課題解決に向けた啓発物の作成に向けて、一歩進んだ授業となりました。

  

学校生活,グローカル探究/未来探究/sports knowledge

 6月3日(金)5・6限目に行われた第5回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用したアイスブレイクと社会課題理解

② シンキングツール「Xチャート」の活用

③ SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」  

 今回は「安全な水とトイレを世界中に」をテーマに学習しました。安全な水を飲めない人が世界人口の約25%いるなど、水の様々な問題に関して知識を得ました。仮想水(バーチャルウォーター)についても学習しました。これは、食料を輸入している国(消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要か推定したものです。ちなみに、トウモロコシ1kgを生産するのに1,800L水が必要です。実際に、オムライスやカレーなどにどのくらいの仮想水が含まれているか計算もしました。

 6限目は、「水を自由に使うことができないとどのような問題が発生しますか?」という問いかけから問題を考え、付箋でどんどん書き出しました。班で集まった付箋をXチャートで分類し、各分類の問題について解決方法を考えました。

 最後に、私たちの意識や行動を変えるために、どのようなルールが提案できるか考えました。いくつか紹介します。

 「家庭では、お風呂の水を貯めて洗濯するルールを提案する」「国が、噴水を設置しないルールをつくる」「各学校のプールを作るのではなく、地域に1つプールをつくって共有する」


 私たちの周りでは、蛇口をひねれば水が出ます。しかし、日本でも水不足の問題があることが今回の授業でわかりました。普段の生活でも水を大切にするように心掛けてほしいです。

 アスリート特進コースの探究学習では、SDGs目標5「ジェンダー平等」と目標10「人や国の平等をなくそう」をテーマに学びました。トランスジェンダーのスポーツ選手を例に、スポーツとジェンダーの問題について、解決策を検討しました。どの班も活発な話し合いが行われました。

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

6/1,2 仰星・特進2年生 SGL第2外国語にて全5回のベトナム語講座がはじまりました。

1年次のSGL活動の際に豊明市民との交流をもち、活動を通じて市内にも多くのベトナム人がいることを認識している生徒たち。今の講座ではそのベトナムの文化,歴史,言語を学ぶことで、今後のより深い交流に繋がることを期待して、今週よりゲスト講師を呼んでのレクチャーが始まりました。

授業をしてくださる講師は去年に引き続き、星城大学に所属するベトナム人のガー先生、留学生のチャンさん、フォンさん、トゥォンさんです。

ベトナムの国旗がわかる人!との問いかけをうけ、実際に数名の生徒が前にでて書いてみることに…

正解した生徒はご褒美にベトナムの焼き菓子をもらいました。「いいなぁ!」「なにそれー!」なんてほかの生徒に声をかけられながら嬉しそうにしていました。

レクチャーではベトナムの基礎知識、代表的な料理、ベトナム語でのあいさつなどを学び、知見を深めていきました。おいしそうな料理たちに目を引かれつつ、真剣に話を聞いた後はクイズで学んだことの再確認です。みんな満点とれたかな?

授業の終わりには生徒全員にお菓子とインスタントベトナムコーヒーが配られました。

最後はみんなで「カム オン!」(ベトナム語で「ありがとう」)とあいさつをし、さっそくお菓子を頬張り笑顔になる生徒たち。紹介してもらった名古屋のベトナムカフェに行きたいねぇなんて会話をしながら早くも次回の授業を楽しみにしていました。