4月29日に日本武道館で行われた全日本柔道選手権で、本校の卒業生である近藤弘孝選手(28歳)がベスト16という偉業を成し遂げました。この全日本柔道選手権は無差別級で「真の日本一」を決める大会です。歴代優勝者には東京五輪金メダリストウルフアロン選手や、ロス五輪・ソウル五輪金メダリストである斉藤仁選手の長男、斉藤立選手などがいます。
近藤選手は身長193cm、体重120kgでもともと100kg超級の選手です。星城高校卒業後、名門東海大学に進学し同期にはリオ五輪金メダリストのベイカー茉秋選手、後輩には東京五輪金メダリストのウルフアロン選手がいます。大学卒業後は愛知県警に奉職して柔道に打ち込んでいます。
今回の選手権では2回戦で関東チャンピオンの選手にわずか43秒で勝利し、場内が騒然となるほどの注目を浴びました。試合後「不完全燃焼…」とは言いつつも、確かに爪痕を残せたため、来年また頑張りたいと話してくれました。今後の活躍を期待しています。