6/18(日)に静岡県浜松市で第70回東海高等学校総合体育大会(東海総体)の準決勝、決勝が行われました。
準決勝の相手は、三重県の松阪工業高校でした。この試合でしっかりと流れを掴んだ星城高校は、2-0のストレート勝利で決勝進出を決めます。
続く決勝戦は、静岡県の聖隷クリストファー高校との試合でした。
聖隷クリストファー高校とは、3月の東海選抜でも試合をして、その際は2-1で星城高校が勝利しています。そこから3ヶ月が経ち、両チームともインターハイへ向けて様々なテーマを掲げた試合でした。
一進一退の攻防が続きますが、要所でミスが出てしまい、1セット目を落とします。2セット目は、相手の高さのある攻撃を好レシーブで何度もしのぎ、取り返すことができました。1-1で迎えた第3セット。相手がリードしたままコートチェンジし、終盤でなんとか追いつきます。相手のマッチポイントを繋いで繋いで取り返しデュースに持ち込みますが、最後は相手のブロックポイントで1-2の悔しい敗戦となりました。
決勝戦は1点に泣くゲームでした。あのときのあの1点がと、選手それぞれに思い当たるプレーがあったかもしれません。それは、コートに入れなかった部員も同じです。試合までの取り組みやこれまでのチームの状況を振り返り、自分にできることがもっとあったかもしれないと全員が反省しています。1点の重みを感じることができました。
星城高校の持ち味は、硬いディフェンスから生まれる速い攻撃です。この持ち味を活かすためには、全員で戦うことが必要です。この悔しい敗戦を意味あるものに変えられるように、一人ひとりがテーマを持って取り組み、次の大会に臨みたいと思います。
また今大会には、星城高校出身のパラアスリート恩田竜二選手が足を運んでくださいました。恩田選手は、車椅子フェンシングの日本代表として、東京パラリンピックに出場しています。優勝した姿をお見せすることはできませんでしたが、「北海道インターハイに行きたくなった」と選手たちを称えていただきました。遠いところまで応援に来ていただきありがとうございました。
インターハイまで2か月を切りました。部員、スタッフ、保護者全員が一つになって成長の日々を送りたいと思います。
今後も星城高校男子バレーボール部の応援よろしくお願いします。