【男子バレーボール部】春の高校バレー出場決定

11/23(木)に豊田合成記念体育館 エントリオにて、第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会 愛知県予選会 決勝(春の高校バレー代表決定戦)が行われました。

代表決定戦の相手は、愛工大名電高校です。3年生は負ければ即引退、勝てば春高。彼らの人生の中でもとても大きな意味を持つ、まさに運命の分かれ目と言える1日でした。

代表決定戦は5セットマッチです。攻撃がなかなか機能せず、会場の雰囲気や相手の勢いにのまれてしまった第1セット、そして第3セットを愛工大名電高校が奪います。

一方の星城高校は、20-24から脅威の6連続ポイントで取り返した第2セットと、自分たちのリズムで戦うことができた第4セットを奪い、勝負は最終第5セットへともつれます。

第5セットは、序盤にリードしますが、相手にサービスエースを取られ逆転を許した状態でコートチェンジをします。極限の緊張状態と白熱した試合展開が続いたことで、両チーム足を攣る選手が多発し、まさに総力戦の死闘となりました。8-10で追いかける展開。そこから2枚替えで入った選手たちが活躍し、セットカウント3-2で星城高校がこの激闘を制しました。そして同時に、春の高校バレーの全国最後の出場権を獲得しました。

慣れない会場で、音響や照明は高校生が経験することの少ないVリーグさながらのクオリティです。コロナの制限がなくなり、大きな体育館で満員の観客に見つめられる中、自分たちの力を発揮しきれない苦しい苦しい試合でした。

笑顔とガッツポーズ、走り回る姿。星城高校らしさを作る余裕もなかったように思います。星城高校男子バレーボール部の誇りとプレッシャー。春高予選というものは、こんなにも恐ろしいものかと思い知らされました。でも、星城高校には、支えてくれるたくさんの人たちがいます。苦しくても笑顔で励ましてくれる仲間、いつも誰よりも楽しんで応援してくれる保護者、休みにも関わらず喜んで応援しにきてくれた同じ高校の先生や生徒たち、満身創痍の選手たちを支えてくれるトレーナーさん。ここでは挙げきれないほど、たくさんの人たちに支えていただきました。星城高校男子バレーボール部は本当に幸せだと、試合を重ねるたびに感じます。折れそうな選手たちの心を何度も奮い立たせてくれました。みなさんのおかげで、苦しくても彼らの笑顔を、ガッツポーズをたくさん見ることができました。

反省点は山ほどあります。選手もスタッフもここから先、やらなければいけないことだらけです。しかし今日で、だいすきな3年生ともう1度ベスト8に挑むチャンスを得ました。あとは悔いなくやり切るだけです。星城高校に関わってくれるすべての人に「感謝の気持ちを忘れずに!」春高に挑みます。

星城高校男子バレーボールの応援本当にありがとうございました。春の高校バレーでの応援もよろしくお願いします。