2023.12.17
文部科学省・筑波大学主催の全国高校生フォーラム2023にSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワーク校として出場しました。
4年ぶりの対面開催となり、国内外103校が東京の国立オリンピック記念青少年総合センターに集まりました。
出場者は、仰星コース2年会津桃佳さん、特進コース2年渋谷芽生さん、後藤優奈さん、竹内奨さんの4名です。
午前は、ポスターセッションを行いました。
日頃の探究活動の成果を英語でポスターにまとめ、その内容について4分間英語で発表します。
その後、4分の質疑応答の時間を英語で対話します。
今回は、約6校で1つの列になり、他校の発表も聞き、内容に疑問があれば質問する形式で行いました。
本校の内容は以下の通りです。
タイトル:”『豊明かるた』で未来を明るく〜ダイバーシティを目指して〜”
詳細:本校が所在する豊明市は東海道五十三次ゆかりの地や、日本一の規模を誇る花き市場があるにも関わらず「知名度が低い」という課題をもっています。その課題を解決すべく、市の名所や特産品を題材に「豊明かるた」を作製しました。過去には外国人児童向けのものを作製していたため、本題に合わせて再考案しています。豊明市青年会議所様の例会において、大人対象でかるたを通して豊明市の魅力の再確認を行ったり、豊明市国際交流協会様が主催する外国人児童対象の子ども日本語教室で活用したりしました。「豊明かるた」で地域活性化を図り、多様性を認め合う街づくりを目指す活動です。
また午後からは学校交流会を行い、テーマである”Diversity in my life,in your lives”について他校の生徒とディスカッションをしました。
ディスカッションのため他校の生徒が写り、ブログには様子を載せることができませんが、英語で積極的に発言している様子が見受けられました。
今回の大会では、ただ単に「英語で発表した」だけではありません。英語を一つのコミュニケーションツールとして使用し、本題をディスカッションをすることはなかなか日頃の生活ではないと思います。語学を学ぶことの必要性、そして今後の自身の行動によって地域や社会が改善されることの再認識を身をもって実感したかと思います。高校生活だけではなく、卒業後の活躍にも期待したいです。
以下、参加者4名の感想です。
会津さん:全国の高校生と社会課題等についての理解を深め合う時間はとても有意義なものでした。たくさんの学びがあり、自分の勉強不足を感じられたので参加して良かったです。
渋谷さん:全て英語で話したり聞き取ることが難しくて思うようにはいきませんでしたが、他県の高校生とポスターセッションやディスカッションをする機会はあまりないので、とても良い経験になりました。
後藤さん:フォーラムで全国の高校生と交流した結果、自分にとっての課題を発見し、自分自身ももっと英語力を身につけたいと感じました。
竹内さん:様々な学校と交流し、自分の知らない考え方を知ることができた。発表や英語での話し合いは上手くいかないこともあったけれど、この反省を次の機会にいかしていきたい。