6月13日の1年生アスリート特進コースの探究活動「sports knowledge」にて、トヨタ自動車株式会社の山根佐有里さんをお招きして、「ソフトボールから学んだ諦めないことの大切さ」という演題で講演していただきました。
山根さんは、高校時代から日本代表に選出され実業団で活躍された投手です。世界選手権で金メダル、日本リーグ42連勝(5年間負けなし)などの輝かしい戦績を収められています。しかし、その裏では怪我で苦労したことや練習への取り組みが悪かった時期もあったことなど、ご自身の経歴をもとにお話しいただきました。
メンタル面での不調だった時期に「“自分のために頑張る“から”誰かのために頑張ってみよう”という考えにしたらいいんじゃない」という言葉に救われた話は、これから生徒が壁にぶつかった際に思い出してくれたらいいと思います。
苦しい時期の経験から、自分の目標を持つことの大切さや自己分析して取り組む課題を自覚することで成長できることを学ぶことができました。また、どんなことがあってもすぐに逃げずに、自分自身に嘘をつかないように努力を重ねる芯の強さを養ってほしいと思います。
どんなことにも前向きに「ありがとう」と取り組んできた山根さんの競技人生を追体験させていただくことで、これからの人生を豊かにする考え方を学ばせていただきました。
ありがとうございました。