6/23(日)に岐阜県で第71回東海高等学校総合体育大会(東海総体)の準決勝、決勝が行われました。
前日の1.2回戦を勝ち上がった星城高校の準決勝の相手は、静岡県の静清高校。3月の東海新人でストレート負けを喫した攻撃力のある相手です。一点を争う展開が続きますが、高いスパイク決定率で流れを掴み、結果は2-0のストレート勝利となりました。
決勝戦は静岡県の浜松修学舎高校です。東海私学、東海新人の2大会で力の差を見せつけられたチームでもあります。終始修学舎高校のレベルの高いプレーで翻弄されますが、星城高校も負けじと粘りを見せる拮抗した試合展開でフルセットになります。3セット目、厳しい試合展開が続き、選手にも疲労の色が見え始めますが、最後まで強い気持ちで戦い抜き、2-1のフルセット勝利を収め、東海総体優勝を飾りました。
試合終了後、嬉しさと安心ともっとできたという悔しさと、様々な感情が混ざり合い、涙を流す選手もいました。個々のプレーだけを見ると、まだまだ足りないことや反省がたくさんあります。試合には勝利しましたが、技術では完全に負けていたという自覚もあります。それでも、レベルの高いこの大会で優勝できたことは、大きな自信に繋がりました。今回の勝利は間違いなく、どのチームよりも勝ちにこだわって、必死にボールに食らいついた選手たちの努力の結果です。本当によくがんばったと思います。
今回が、新チーム初めての優勝でした。内容はどうあれ、勝ったチームが強いのが勝負の世界です。確実に強くなっていると感じます。そして、他のどのチームよりも、これからどんどん強くなっていく可能性を感じる2日間でした。試合に出ている選手もそうでない部員も、一人ひとりに自分にしかできない役割があり、チームに欠かせない存在です。自分の役割は何か、チームのために何ができるかを常に探していかなければなりません。インターハイを逃し、大きな大会はしばらくありませんが、一日一日を無駄にせず、ステップアップの夏にしたいと思います。
今後も男子バレーボール部の応援よろしくお願いします。