SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

 本日の地域協創学Ⅰ・Ⅱでは、早川 理恵子先生(博士)より、パラオと沖縄の貧困、移民、犯罪とSDGsについてのオンライン講義をいただきました。

 最初に、パラオ共和国について、その場所やパラオ語には日本語が多く含まれている所以、日本にもパラオにも存在する借用語などのお話をいただきました。

 次に、第一次世界大戦前後の日英同盟・国際連盟(現在の国際連合)・委任統治領、移民統治の状況、沖縄から多くの日本人が移民していったその経緯などを詳しく教わりました。そして、パラオの言葉や借用語をクイズ形式で学ぶこともできました。

 途中、特別ゲストの英国王立国際問題研究所研究員のクレオ・パスカル女史とアメリカのマイアミより中継を結び、太平洋の島々の貧困・移民・犯罪などについてお伺いすることができました。

 さらに、「パラオと八重山のSDGs」~ 持続可能な Sustainable 開発 Development 目標 Goals ~について、大変参考になるお話をいただきました。特に、「持続可能とは誰にとって持続可能なのか?、開発とは?、目標は誰が決めて誰が確認するのか?」という問いかけに言葉を失う場面もあり、西表島のヤマネコ、石垣島空港問題、魚がいなくなったパラオの海洋保護区について、大変勉強になるお話もいただきました。

学校生活,SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

本日のSGL活動では,カンボジアについて学んだ後,校外へ出て花を植える場所の下見・簡単な整備を行いました。

カンボジアについての学習では,地雷や貧困,教育に関わる解決しなければならない問題があることを知りました。そしてその問題について,私たちにできる支援を各班で考える活動に取り組みました。ビデオなどを通して知ったカンボジアの現状に,様々なことを考えさせられました。

後半の活動では,先輩方から昨年の活動のお話を聞いた後,実際に現地へ行って簡単な整備を実施しました。実際の経験談を聞いたり花を植える場所を確認したりしたことで,これからの活動の意欲がさらに高まりました。地域の方々とコミュニケーションを取りながら,計画を立てていきたいと思います。

そして改めて,先輩方,様々なお話をありがとうございました。

学校行事,SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

本日のSGL活動では、次回の6/5に行われるカンボジアオンライン講義に先駆けて、ガンボジアについて事前学習を行いました。カンボジアの現状を知り、何を解決するか、どのように支援を行うか、その結果どのようなことが期待できるか、各班で意見交換を行いまとめていきました。地雷や教育、貧困など、いまだに多くの問題が残っているカンボジアについて考えるのは難しかったようですが、それでも活発にアイデアを出してくれました。クラス全体での発表にも、工夫が見られました。1年生も様になってきました。後半は、1年生は「花溢れる街づくりProject」について、2年生は啓発物作成について、3年生は探究のまとめ作文についての導入を行いました。

1年生の教室へ2年生の生徒が「花溢れる街づくりProject」の引継ぎを行ってくれました。なぜ地域の方と協力して花壇を作り花を植えるのか、どのように実施までの計画をしたのか、当日の様子など、写真やスライドを準備してくれ、情熱をこめて引継ぎを行ってくれました。1年生は先輩の思いを引き継いで、さらに独自性のあふれる素晴らしい花壇を地域の方と連携して作ってくださいね。

2年生は、昨年度交流した地域団体の方が抱える課題や地域の課題の解決に向け、啓発物の作成について考え始めました。本日、本来であればコンソーシアムの方々をお招きし地域の現状や課題をお聞きするはずでした。しかし、このコロナ禍ではそういったことも儘なりません。そこで気がついたことは、私たちのみならず地域の方々も不自由な生活を強いられているはず。どのような課題に取り組むべきか、真剣な議論を行いました。

3年生は、「グローバル探究のまとめ」作文に着手しました。初回である今回は、SGL活動(地域との協働による高等学校教育改革推進事業グローカル型)とは何か、改めて振り返り、生徒それぞれ100字程度にまとめました。書き言葉で表現する際の基本的な言葉遣いに気を付けながら作文し、できた文章を班内でお互いに読み合い添削を入れ合いました。文章を書くときに、客観的な視点がないまま作文をしてしまう傾向があったので、次回の作文の際はここに十分留意して作文していきたいですね。

学校生活,SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

今回のSGL活動では、全学年でThink Global 探究アラカルト講座を実施しました。

海外で様々な活動経験のある講師をお招きし講義していただくというもので,今回は総勢10名の先生方に来校していただくことができました。講座の内容はどれも魅力的で、世界各国が抱える諸問題について考えさせられる内容でした。そして短い時間ながら、先生方に真摯に丁寧に講義していただけたことに大変感動いたしました。今回の講座で知ったこと、感じたことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。

改めまして、今回来校して下さった内海先生、佐藤先生、後藤先生、玉置先生、荒木先生、林先生、永石先生、江口先生、枡田先生、大島先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。

学校生活,SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

今回のSGL活動では、自分が住んでいるそれぞれの地域と、星城高校の所在地である豊明市について考える活動を実施しました。


自分が住んでいる地域の魅力を紹介する活動では、その地域を代表するものから、普段生活しているからこそ気付くものまで内容が様々で、愛知に溢れる良さを改めて感じる事ができました。


豊明市の基本的なデータを調べる際、普段見慣れない資料の扱いに戸惑う場面もありましたが、生徒同士でコミュニケーションを取り、協力する事で上手に活用する事が出来ました。また、豊明市の魅力や地域課題について考える事で、さらに豊明市のことを知ることが出来ました。


今回の活動は、これからの実践的な活動に繋がる充実した活動となりました。これからさらに、豊明市の地域課題とその解決方法について考えていきたいと思います。

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

本日より、新年度SGL活動が開始となりました。本校の実施年数も今年で3年目となり、本日は3学年が活動を行う記念すべき初日となりました。本日は開講式ということで、豊明市市長小浮市長様・本校校長石田泰城先生からのビデオメッセージをいただき、高校生に求められていることについて、新しく活動に加わる1年生も理解することができたと思います。1,2年生は班編成を行った後、アイスブレイクとして社会問題カルタ、SDGsスゴロクを行い、世界規模の難しい事柄についても和気藹々と考えることができましたね。

後半では、SDGsの目標1「貧困をなくそう」について扱いました。グループごとに「貧困」という言葉から連想する事柄を派生図で表しました。3年生にもなると、行政の問題や国家間でのトラブルにも派生図に記すグループがありました。大変立派です。さらに、班ごとに話し合いながら「貧困」「学校に行けない」「健康を損なう」「栄養が十分にとれない」「栄養不足になる」「収入が足りない」「仕事が見つからない」「能力や技術が身につかない」の8項目を円形に並べ、『貧困の輪』を作成しました。このサイクルを断ち切るため、どこにメスを入れ、どのように解決へ導くのか班で意見を出し合いました。ある班では、円ではなく8の字の形で並べたり、項目を追加したり、矢印を複数引っ張って作図したりと、ユニークでおもしろいまとめ方や意見がたくさん出ました。緊張した面持ちの発表も、伝えたいことがしっかり伝わる話し方でなかなかよかったです。これから1年生、2年生、3年生の3学年で探究学習を行っていきます。星城高校全体でSGL活動を盛り上げていきましょう!

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

 新年度が始まり、何もかもが新しく、よいスタートが切れているのではないでしょうか。マスク越しではありますが、新入生たちのまばゆい笑顔、姿をたくさん見ることができます。

 今日から授業も始まりました。そして、本校が文部科学省から指定を受け実施している「地域との協働による高等学校教育改革推進事業グローカル型」も、いよいよ3年目の実践が始まります。

 今日は、そのスタートとしてオリエンテーションを行いました。各クラスをZoomで繋ぎ、SGL開発部主任の城戸先生より、これまでの学びの様子や結果、全国高校生フォーラム・探究甲子園・全国高等学校グローカル探究オンライン発表会などでの、本校生徒の活躍などを紹介していただきました。

 新入生の皆さんは、まだまだ不安な気持ちもあるかと思いますが、『まずは実践!』です。たくさんのことを考え、たくさんのことを経験し、たくさんのことを学び、たくさんのことを吸収していきましょう。

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

今日は2年生の探究班がWWL・SGH×探究甲子園2021に出場しました。この大会は予選を通過しないと出場できない探究の全国大会で、星城高校は愛知県で唯一の探究活動プレセンテーション部門出場校となりました。


午前の発表のトップバッターとして、特進コース2年1組の代表班がSGL活動での探究成果をオンラインで発表し、大学の先生や他校の生徒との質疑応答も行いました。慣れないオンラインでの発表でしたが、堂々と自分たちの探究内容や今後の課題などを発表することができました。


探究成果発表のタイトルは「孤独死を止めろ!ー高齢者の青春AMOREー」で、超高齢社会での重要課題である孤独死回避についての探究成果を発表しました。講評では、大事な社会課題にユニークな発想で挑んだ興味深い発表だと評価していただきました。
出場者の特進2年1組伊藤祐貴くん、沖吉陸人くん、水野滉大くん、譽田皓太くん、よく頑張りました。すばらしい発表でした。今後もSGL活動での探究成果をさまざまな大会などで積極的に発信していきたいと思います。

学校行事,SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

星城高校1年生SGL活動の取り組みでは、地域課題を高校生の手で解決・改善へと導く提言を行いました。地域団体との協働を行うためのきっかけを作るための企画として、「花あふれる街づくりプロジェクト」を実施してまいりました。

このプロジェクトは、市内の公園・団地・駅敷地内などの花壇をお借りして、花壇づくりを本校1年生生徒と地域団体の皆様と協力して行うという趣旨であります。

さて、その花壇のうちの特進1年2組が担当の豊明団地の花壇は、URコミュニティ様が主催する「共同花壇コンクール」に今年度は応募させていただきました。本コンクールは全国規模での参加であったにもかかわらず、豊明団地自治会のみなさまはじめ、ベトナム人会のみなさま、豊明市国際交流協会のみなさま、星の城幼稚園のみなさまの暖かいご協力をいただいたことで、なんと「最優秀賞」をいただく結果となりました。

最優秀賞はおろか、入賞も予想しておりませんでしたが、この成績を収められたのは、今年度の1年生生徒と地域のみなさまのご協力の賜物でございます。本当にありがとうございました。

ご講評いただいきましたコンクール審査員の浅野先生より、「殿堂入りまで努力されることを楽しみにしています。」と、さらなる期待を今後に馳せるお言葉をいただきました。来年度以降につきましては、今年度担当した1年2組の生徒が、これまで協働してくださったみなさまとの思いを、来月4月に入学する新1年生へと引継ぎ、より地域の皆様が参加しやすくなるような、心が温まるような花壇にしていきたいと思います。重ねてお礼申し上げます。

URコミュニティHP 2020年度共同花壇コンクール該当ページ
2020年度共同花壇コンクール<審査結果> | 環境配慮支援 | URコミュニティ (ur-cm.co.jp)

SGH/文部科学省指定 地域協働推進校

 本校では、文部科学省より「地域協働推進校」の指定を受け、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に取り組んでいます。