今回は蘭の花をたっぷり使った生け花を飾りました。バンダ・シンビジューム・モカラ・オンシジューム、それぞれの蘭の花が色・質感それぞれ違う趣で咲き誇っています。その絢爛たるさまはテスト勉強疲れの生徒を癒してくれると思います。花にそれぞれ個性があるように生徒たちも「みんなちがって、みんないい」。金子みすずの詩集を読みたくなりました。

薔薇が綺麗に咲く季節となりました。今飾ってあるのは色とりどりの薔薇の花を宝石箱のように並べたアレンジメントです。ピンクのリボンを結んで可愛く仕上げました。「先生が活けたの？」と聞く生徒がいましたが、そうです、私が星城高校の女子生徒をイメージして活けたのです。トイレでこの花を見て心癒されたら、教室で、グランドで、体育館で今日もまた元気に高校生活を送ってくださいな。

　春爛漫。種々の花が咲き乱れる季節となりました。
　今年は本館２階の女子トイレにお花を飾っています。
　トイレに入ると、生け花から漂う百合の芳香に思わずうっとりします。赤・黄・白・ピンク・水色など色とりどりの可愛い花を見ていると、元気が湧いてきます。そしてミントの葉を指でつまむと爽やかな香りがして、視覚・嗅覚・触覚でお花を楽しんでもらっています。

　トイレに花を飾ると必ず「花娘」が現れて、毎日水をやってくれます。生きている花を労わる心が伝わってきて、嬉しい。昨日までは赤い薔薇とワイヤープランツ（針金みたいに伸びた枝に小さな丸い葉がプチプチ付いている草）だけでしたが、今日はいろいろな花を活けこんだウエルカムボックスを置きました。
　花の女子トイレへようこそ。そして生徒の皆さん、明日から始まる期末テストを頑張ってくださいね。

　卒業式には「桃の節句」をイメージした生け花を飾りました。桃の花・菜の花・チューリップ・フリージア・ガーベラなど柔らかな質感の花を集めるとともに、３年生を送り出す最後の日なので小手鞠を伸びやかに配置して大きな作品に仕上げました。ねらいどおり「今日のお花は豪華！」と喜んでもらえました。
　初めての試みとして、１年間本館１階の女子トイレに生け花を飾り続けましたが、「生の花の力」は大きく、トイレ空間が清々しく保たれました。きれいにトイレを使った女子生徒、毎日掃除をしてくれた３年８組の生徒たちにも感謝です。

　寒い日が続く毎日ですが、緑艶やかな椿の葉の間にころりとした大きなつぼみを見つけると嬉しくなります。暖かな春が待ち遠しいですね。今回の生け花は、椿の濃い緑の葉の群れから雪柳・ぼけ・つるの枝が伸びやかに広がる様子を表現しています。星城高校の皆さんも高校時代にたくさんの栄養を吸収して、自分の持ち味をぐんぐん伸ばしていってください。部活動を引退した３年生の数人が早起き習慣を継続し、「ダイエット部」と称して毎朝歩いています。寒い日こそ、体を縮こまらせていないで運動したいものです

　朝晩の涼しさに秋の訪れを感じる頃となりました。秋といえば学園祭！今年も色々と面白い企画が練られているようです。さて、女子トイレはいち早く秋の草花を飾りました。すすき、リンドウ、吾亦紅（われもこう）・・・。日本の秋を彩る植物を生徒に味わってもらっています。今回の活け花のポイントは、交差する枝と根元の花の群生との対比の面白さです。空間に吾亦紅の丸い穂先が点在するのも可愛いですね。

　夏のトイレは白と青を基調とした爽やかな色調で飾りました。生の花は暑さですぐにしおれてしまうので、ドライフラワーやブリザーブドフラワー（本物の花を特殊な液に漬けて２～３年色や形が保たれるように加工したもの）を使っています。いろいろな花を身近に楽しんでもらえたらと思います。
　８月２７日（月）に３年生の茶華道部員４人でフラワーアレンジメントの練習をしました。同じガーベラの花を使っても、活ける人の個性によって、まったく雰囲気の異なる作品に仕上がって、楽しいひとときを過ごしました。

　４月から星城高校本館１階の女子トイレに綺麗に花が飾られるようになりました。１階のトイレは主に３年生が使用します。掃除監督の茶華道部顧問が、進路を決めるために不安と戦いながら勉強やスポーツを頑張っている女子生徒の癒しの場になればと「花のトイレ」を始めました。皐月は菖蒲、梅雨には紫陽花、秋は菊、クリスマスシーズンは赤と緑のリボンでトイレを美しく飾ろうと意気込んでいます。季節の花を知ってほしいと思います。女子生徒の皆さんは楽しんでくださいね。男子生徒は見ることができません。ごめんなさい。近々、茶華道部員が生けた花も飾っていきたいと計画中です。

本日、華道部がボランティア清掃として前後駅南側ロータリーの吐き出しガムの除去を行いました。