岐阜県山県市でおこなわれた、ぎふ清流国体少年男子バレーボール競技で愛知県選抜チームが優勝しました。
星城高校バレーボール部員が中心となって編成されている愛知県チームは、今日大阪府チームと決勝で対戦。結果愛知県チームがセットカウント3-0で勝利。星城高校としては夏の全国高等学校総合体育大会優勝に続き、国体も優勝。愛知県少年男子バレーボール競技の優勝は4年ぶり2度目となった。
今大会は、怪我で万全でない主力選手が数人いる状態で、しかも昨日は準々決勝2セットと、死闘の様相であった準決勝フルセットの5セット、合計7セットを戦った疲れが残っていたが、今日の決勝の相手はよく知った間柄で、前もって対戦イメージもできていたため冷静にやろうと臨んだ。その空気を察したのか、場内の雰囲気はバレーボール競技の会場とは思えないほどなぜか静かだった。両チームの応援の声と太鼓がリズム良く会場を響かせていた。
試合は、第1セットから愛知県が始終得点先行し優位に展開。第1セットを25―19で先取。攻撃構成をかえることなく第2セット(25―14)、第3セット(25―18)と連取。決勝をストレートでの勝利は圧巻であった。
会場で応援観戦の星城高校寺田志郎校長は、「今年は学校創立50周年記念の年にあたっており、バレーボール部の皆さんが全国高等学校総合体育大会優勝や今日の国体優勝で花を添えてくれてとても喜ばしく思う」とコメント。そして、星城高校スポーツの立派さは兎にも角にも同窓生の努力の結果だ。10月28日の同窓会総会で共に祝おう。と応援の卒業生らと談笑されていた。
選手に取材すると、すでに次の大会に向けて照準を絞っていた。新春の春高バレーで優勝し、3冠達成を誓ってくれた。今回怪我で万全で無い状態での結果は今後への自信にもなるであろう。フルパフォーマンスの星城バレーの披露に期待するとしよう。
支援をいただきました岐阜県や山県市の関係の皆様、また愛知県チームスタッフの皆様、愛知県バレーボール協会の皆様、応援して戴きました皆様、ありがとうございました。