今日は教育講座が行われました。
この講座は本校の教員が持っているノウハウを講座という形で提供しようとする試みで、今年度で2度目の開講となりました。
昨年の第1回講座は「篆刻」を行い、各々の氏名印を作りました。
今回の講座は色紙に筆で文字を描いて印を押して、1つの書作品(小字数書)を完成させようという、2年間にわたるコンセプトで行われました。講師は本校国語科教諭の柴田政寛先生です。
タイトルは「意味とビジュアルの融合による書作品制作」という一見難しそうな内容でしたが、柴田先生から「漢字の意味と見た目を合わせることにより感動が伝わる」「漢字の読めない外国人であっても感じ取られるものが、その漢字の意味となるような表現を目指そう」などの説明により皆さん「楽しい、けれど難しい、けれど楽しいわ」などと、習字と書道芸術のギャップに戸惑いながらも工夫していらっしゃいました。