第7グループは「ブータンは本当に幸福な国なのか」というテーマでの発表でした。
ブータンの幸福度の変化は興味深いものでした。伝統文化を守るための産業面での提言がありました。緻密な論理展開が望まれます。
第8グループは「南シナ海と国境問題」というテーマでの発表でした。
南沙諸島をめぐる各国の主張を明らかにした上で、国際法による解決案が示されました。日本の貢献とうい部分を入れた提言が望まれます。
最後に、アドバイザーの近藤敏夫先生(三菱総研客員研究員、元アジア開発銀行エコノミスト)から講評をいただきました。
先生からは、①発表は提言型であること、②結論が一番大事で、結論を導き出すために逆算すること、③テーマで聴衆を掴み、結論のパンチで発表を決めるための工夫が必要であること、④序論(10%~20%)、本論(50%)、結論(30%~40%)の比率、⑤Issue Orientationという言葉を使っての問題発信力が大切さ等についてお話をいただきました。
生徒たちは中間発表の内容をさらに発展させるためのヒントをもらい、3月16日(月)の本番に備えて熱心にメモを取るなど、意欲と熱意に溢れている様子でした。