平成26年度、星城高校・星城中学校では「持続可能なアジアの発展に寄与できる実践力に富んだグローバル人材の育成」のため、1年間にわたり、星城高校版スーパーグローバル・ハイスクール(略してSGH)活動を行ってまいりました。その柱となるのは「アジア学探究活動」「英語講座」「イングリッシュキャンプ」「講演会」であります。昨日は「アジア学探究活動」の校内発表会が石田記念館で開かれました。
各班の発表は以下の通りです。
1班「カンボジアへの貢献」
2班「アジアの価値観と摩擦回避への提言」
3班「アジアの環境問題対策への提言」
4班「日本企業“ミャンマーへいざ進出!!”」
5班「日本が交通の面から支えるアジアの発展」
6班「日本からアジアへのイメージ戦略」
7班「日本がブータンを世界一幸せな国に導こう」
8班「南シナ海の領土問題解決への道を探る」
1班は中学生、その他の班は高校1・2年生で構成されています。また1班と7班は英語でプレゼンテーションを行いました。
審査員として、三菱総研客員研究員の近藤敏夫先生、アジア保健研修所事務局長林かぐみ先生、JICA中部市民参加協力課の古藪真紀子先生をお招きして、プレゼンテーションに対する講評をいただきました。
特に、近藤先生にはこの1年間、星城版SGHのアドバイザーとして、生徒に対して熱く、そして親身にご指導をいただき感謝申し上げます。
それぞれの発表は、中学生・高校生が考え、まとめた拙いもので、当たり前のことを伝えているに過ぎなかったかもしれません。
しかし、自分たちで問題を見つけ、調べ、議論し、自分たちなりの解決策を考えて提言
することができた皆さんは立派だったと思います。当たり前のことを当たり前のこととして見過ごさないその姿勢は、様々な場面で役立つことと思います。
さぁ、26年度はこれで終わりますが、次は27年度です。今日の発表を受けて、「次は自分たちも英語でチャレンジするぞ」「次は自分もステージに立って発表するぞ」そんな生徒が増えてくれることを期待しています。