1月21日(木)6限目に仰星3年生に向けて、田中善夫先生から講話をしていただきました。田中先生は体育の授業だけでなく、生徒たちの学校生活を3年間ずっと見守っていただいた先生ですので、いろいろな思いがよぎりますね。
田中先生からは、受験を目前に控えている3年生に対して激励をこめた温かくも熱いお話がありました。
中国明時代の『菜根譚』の一節を使って、生徒たちに「全力で向き合わずにチャンスを逃してよいか」という問いかけから、「受験に向き合うことは、自分を鍛えるチャンス」、「努力はできるうちに最大限に」というメッセージを投げかけられました。
また、ご自分の経験からの「環境の変化によって主体が揺らいでしまうのはよくない!実際、身に変化が起きる前から努めて鍛練しておくべきだ」
という言葉は、3年生だけでなく、1・2年生にも大きく関わるようなメッセージかもしれませんね。
「人生は一度なので日々悔いのないように生きる」
田中先生の生き方を見ているとそんな言葉も重くわたしたちに響いてきます。生徒のみなさんには高校生活を大切にして自分の人生を「悔いのないように」生きていってほしいと願うばかりです。
ちなみに、田中善夫先生は今年度で定年をむかえ勇退されます。長きにわたってご指導いただきありがとうございました。