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平成28年度 第1回、第2回 星城大学高校生懸賞川柳授賞式

 今日は、星城大学にて、「星城大学 高校生川柳の庭」に応募し入賞した方々の表彰式がありました。星城高校からは、三年生 渡邉 佳祐くんが、第1回星城大学高校生懸賞川柳にて傑作賞をいただきました。
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 渡邉君よりコメントをいただきました。
 「第1回傑作賞にまさか自分が選ばれるとは思わず、とても驚きました。テーマが学校や部活動などのことだったので、3年間続けてきた茶華道部のことを、率直に自分の気持ちで表した一句にすることができました。
 他の人の川柳を聞き、皆それぞれ個性豊かな作品に触れることができ、とても参考になりました。また、大学教授の方々と懇談することができ、とてもよい授賞式になりました。この経験は、私にとってとてもよい経験になりました。」


 324名の高校生から680句の応募があったそうで、応募数が多く選外になった作品の中にも、本当にすばらしい作品があったそうです。
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 最後に大学の先生方と記念写真を撮りました。


 渡邉 佳祐くんの作品と、講評をご紹介します。

【句】凛とする 一歩踏み入る 茶道室

【講評】茶道とは飲茶による接客行為ですが、定式化された一連の動作の中に、美学、哲学、教養など高度に精神的な要素も取り入れつつ、亭主と客が協働して「演じる」芸術ともいえます。その意味で茶室は重要な「舞台」でもあります。
 この句の作者は、その舞台でもある茶室に一歩足を踏み入れるだけで、これから起きるであろう非日常的で、清々しい緊張感を予感しているのかもしれません。