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【豊明市友好都市市民派遣事業】オーストラリアへ向けて

 本校と豊明市は包括協定を結び、お互いの利点を活かした協働活動を行っています。その一環として、豊明市が友好関係をもつオーストラリアのシェパトンへ本校生徒を1名派遣します。

 その準備を進めてきた、2年1組 佐藤 武瑠 くんより、今の意気込みを書いてもらいました。

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 出発まで1ヶ月を切り、すっかりオーストラリアへ行く準備は整っている。研修でお世話になったaltのボビーにも、「もうすぐだよ」と言われ、早く行きたい気持ちが先を行くが、どんな心で待っていても早くはならない。

 事前研修、僕は先生の言っていることを聞き、頭に入れることに専念した。最後の研修の終わりにボビーが「今日頑張って喋ってたじゃん」と声をかけてくれた。嬉しかった反面、以前の自分は聞く事に徹し過ぎ、喋らない人だと認識されていたのか、と不意をつかれた気分だった。

 確かに知識にはなったのかもしれないが、オーストラリアでこれではいけない。僕は学校を、市を代表して行かせていただくのだ。
 吸収するだけでなく、言葉を発し知識を使っていかなければならないことを再確認し、それを実感した時、行くことができる事に心から感謝した。

 出発までに、必要になる言葉、考えられるもの一通りを英語で伝えられるよう調べ、使えるよう毎日、声に出していく。また、どれだけ準備して行ってもこまることは起きるだろう。しかし研修で、発言はたとえ伝わらなくても、しないよりずっといいことが分かったので、心構えができた。

 向こうでは、備えても分からないことだらけだと思うが、積極的に会話をしていこうと決めた。