修学旅行3日目が終わり、先ほどホテルに戻りました。
朝方雲の多かった天候は快晴に変わりました。ちょうど良い気温で、皆さん健康的で元気に活動できているようで、それがなによりも代えがたいですね。
午前中に報告したとおり、ランタン上げ体験を行った後は班別研修として台北市内の散策を行いました。
旅行前から学校ではタブレット(インターネット)で台湾の情報を細かく検索し、今日の班別研修に臨んでいます。そのアシストを台湾の大学生にサポートしてもらいながらの散策です。
チェックポイントの一つである「龍山寺」では、順調なスタートでした。ところが急に人が集まりはじめ、急に爆竹や音楽?仏教的演奏?を伴った行列が始まり、延々と続きました。このイベントは予想外で、聞くと、近くの寺院の「神様の誕生日」で、その祝いの行列でした。行列は近隣のお寺を巡礼し、たまたまこの午後の時間帯に当たってしまい、平日にもかかわらず身動きのとれない人混みで驚きました。「神様の誕生日祝い?」なんて日本には無い文化を目の当たりに出来たことに価値を見いだしました。
「鼎泰豊」というレストランでは「小籠包」の有名なところで、すごく美味しかったと感想を伝えてくれました。
台北101の展望台まで上がった班は、360メートルの高さを37秒であがるスピードに驚いたと感動していました。晴天に恵まれて海まではっきり見えたようです。
心配していた案内役の大学生たちはことのほか親切だったようで、多くの生徒は感謝し別れがたいようでした。日本語も堪能で、品も良く、あらかじめルートを調整してくれていてとてもスムーズに移動できたようです。全員分の1日乗車券を買ってくれたり、荷物を持ってくれようとしたり、細かな部分での「気遣い」は人格として模範的で、「こんな女性になりたい」などと心が洗われたようです。
そんな報告が多くあり、担任としても本当に感謝申し上げる次第です。