https://www.thecourier.com.au/story/5981588/lessons-in-culture-as-mount-clear-college-celebrates-its-first-multicultural-day/
バララット マウント クリア カレッジ(MCC)が創立以来、初めて「マルチカルチャーデー」を開催。地元「バララット紙」が取材し今日30日の朝刊に掲載され、バララット市内を中心に広く報道された。
若い中高校生を対象に人種間の習慣・文化の違いを理解させ、差別や誤解の解消を目的としたMCCの取り組みは、在校生にとどまらず、近隣住民、生徒の親たちをも巻き込んで盛大な開催に至った。また、多国人種で構成されているオーストラリアの社会問題の解消のため、関係諸国がそれぞれの代表的な文化を紹介するパフォーマンスを積極的に披露する機会となった。
このマルチカルチャーデーは、我々の短期留学の期間とたまたまバッティングしたこととはいえ、イベント開催のことは事前に知らされており、午後から行われるワークショップに参加する予定で準備し渡濠に至った。おこがましくも日本を代表するかのような形になったようだ。
私たちがおこなったことは「書道パフォーマンス」である。「書道パフォーマンス」は、大きな紙に、大きな筆を使用し、ダンス要素やBGMを加えた「書道甲子園」を想定されがちだ。しかし星城生たちは地味に、ゲストの名前を「カタカナ・ひらがな・漢字」で書き分け、プレゼントしたにすぎない。
新聞の報道では、マルチ カルチャー デー主催のMCCが取り組んだ企画や目的・意義など文中に説明されてはいるが、写真だけを見ると「日本の書道」だけがクローズアップされたように見て取れて恐縮してしまう。写真は、書道を披露している私を、チャイナドレスにドレスアップしたMCC生徒が観察している。謂わば、オーストラリアと中国と日本との「文化の融合を象徴」しているものと理解してほしい。
振り返ってみるととても重要なことに協力できてとても嬉しい。今朝起きてみると新聞の3ページ目にどでかく報道されて驚いたわけだが、MCCでも教頭先生をはじめとしたStaffから Famous SEIKAN Teacherとはやし立てられ、冗談だとわかっていても有頂天になってしまった。星城生も私も、MCCにきちんと協力できてとても良かった。