「只今より、平成23年度奨学生任命式を行います。」という、開式の辞から始まった、奨学生任命式。
各クラブに所属する奨学生一人ひとりの名前が呼び上げられ、クラブの代表者が校長先生から、任命書を授与された。
それに続いて、校長先生から、「東日本大震災により、選抜大会に出場できなかったことにモチベーションを下げず、次のインターハイ予選に向けて頑張ってもらいたい、と。また、“勝ちに偶然あり、負けに偶然なし。”という言葉を挙げられ、自分自身に高い目標を立てて練習に励み、苦しい時こそ、“最後まで諦めない”という“星城魂”で日々努力してもらいたい。」と、訓示を受けた。
それに応え、奨学生を代表して、剣道部の倉成里帆さんによる決意表明がなされた。そこでは「奨学生として選ばれたことに誇りを持って、高校生活において模範の生徒となるよう努力する」という誓いが述べられた。
式典を終えて、記念館を出る生徒一人ひとりの顔には、星城の代表であるという自覚に満ちた、逞しい顔が溢れていた。