【探究】明徳コース1年生 未来探究 SDGs目標6 「安全な水とトイレを世界中に」

 6月3日(金)5・6限目に行われた第5回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用したアイスブレイクと社会課題理解

② シンキングツール「Xチャート」の活用

③ SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」  

 今回は「安全な水とトイレを世界中に」をテーマに学習しました。安全な水を飲めない人が世界人口の約25%いるなど、水の様々な問題に関して知識を得ました。仮想水(バーチャルウォーター)についても学習しました。これは、食料を輸入している国(消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要か推定したものです。ちなみに、トウモロコシ1kgを生産するのに1,800L水が必要です。実際に、オムライスやカレーなどにどのくらいの仮想水が含まれているか計算もしました。

 6限目は、「水を自由に使うことができないとどのような問題が発生しますか?」という問いかけから問題を考え、付箋でどんどん書き出しました。班で集まった付箋をXチャートで分類し、各分類の問題について解決方法を考えました。

 最後に、私たちの意識や行動を変えるために、どのようなルールが提案できるか考えました。いくつか紹介します。

 「家庭では、お風呂の水を貯めて洗濯するルールを提案する」「国が、噴水を設置しないルールをつくる」「各学校のプールを作るのではなく、地域に1つプールをつくって共有する」


 私たちの周りでは、蛇口をひねれば水が出ます。しかし、日本でも水不足の問題があることが今回の授業でわかりました。普段の生活でも水を大切にするように心掛けてほしいです。

 アスリート特進コースの探究学習では、SDGs目標5「ジェンダー平等」と目標10「人や国の平等をなくそう」をテーマに学びました。トランスジェンダーのスポーツ選手を例に、スポーツとジェンダーの問題について、解決策を検討しました。どの班も活発な話し合いが行われました。