学校生活,グローカル探究/未来探究/sports knowledge

 アスリート特進コースの総合的な探究の時間では、Vリーグのバレーボール選手として活躍されているWOLF DOGS所属の川口太一選手を講師としてお招きしました。


 川口講師は本校卒業生で、在校時は石川祐希選手や本校バレーボール部中根聡太先生とともに高校6冠を達成した選手です。プロ選手として海外のチームでプレーした経験、国内では昨年の天皇杯で優勝した経験などから、「疑問を持つこと」と「目的を持つこと」の大切さを話していただきました。


 プロの選手から直接学ぶ貴重な機会となり、生徒たちは真剣に話を聞いていました。授業後には、たくさんの生徒が川口選手に質問をしていました。


 今日の探究の時間は、生徒にとってとても有意義な時間となりました。川口太一選手、ありがとうございました。

学校生活,グローカル探究/未来探究/sports knowledge

 6月3日(金)5・6限目に行われた第5回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用したアイスブレイクと社会課題理解

② シンキングツール「Xチャート」の活用

③ SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」  

 今回は「安全な水とトイレを世界中に」をテーマに学習しました。安全な水を飲めない人が世界人口の約25%いるなど、水の様々な問題に関して知識を得ました。仮想水(バーチャルウォーター)についても学習しました。これは、食料を輸入している国(消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要か推定したものです。ちなみに、トウモロコシ1kgを生産するのに1,800L水が必要です。実際に、オムライスやカレーなどにどのくらいの仮想水が含まれているか計算もしました。

 6限目は、「水を自由に使うことができないとどのような問題が発生しますか?」という問いかけから問題を考え、付箋でどんどん書き出しました。班で集まった付箋をXチャートで分類し、各分類の問題について解決方法を考えました。

 最後に、私たちの意識や行動を変えるために、どのようなルールが提案できるか考えました。いくつか紹介します。

 「家庭では、お風呂の水を貯めて洗濯するルールを提案する」「国が、噴水を設置しないルールをつくる」「各学校のプールを作るのではなく、地域に1つプールをつくって共有する」


 私たちの周りでは、蛇口をひねれば水が出ます。しかし、日本でも水不足の問題があることが今回の授業でわかりました。普段の生活でも水を大切にするように心掛けてほしいです。

 アスリート特進コースの探究学習では、SDGs目標5「ジェンダー平等」と目標10「人や国の平等をなくそう」をテーマに学びました。トランスジェンダーのスポーツ選手を例に、スポーツとジェンダーの問題について、解決策を検討しました。どの班も活発な話し合いが行われました。

学校生活,グローカル探究/未来探究/sports knowledge

 5月27日(金)5・6限目に行われた第4回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用したアイスブレイクと社会課題理解

② シンキングツール「イメージマップ」の活用

③ SDGs目標12 「つくる責任 つかう責任」  

 今回は「つくる責任 つかう責任」をテーマに食品ロス(フードロス)について学習しました。

 最初に「食品ロス」のイメージマップを作成しました。「食品ロス」という言葉からイメージを膨らませ、各班で一枚の紙にどんどん書き出していきました。最初はペンが止まっていましたが、動画や資料の説明を受けた後は少しずつ書き出すことができました。

 完成したイメージマップから、自分に関わるキーワードに〇をつけ、それを解決するための方法を班ごとに考えました。班でまとめた内容をいくつか紹介します。

「私たちができることは、計画的に買い物をする」

「製造会社ができることは、長期保存ができるようにする」

 現在日本では、国民一人当たり、毎日ご飯お茶碗一杯分の食品を捨てている計算です。以前貧困について学習したように、世界では充分な食事を取れない人々がいます。今日の未来探究をきっかけに、食品ロスをなくす行動をしてほしいです。


 アスリート特進コースの探究学習では、「気候変動×スポーツ」をテーマに学びました。地球温暖化を止めるために、人間が出す二酸化炭素を減らす取り組みについて考えました。地球環境が大きく変わってしまえば、できなくなるスポーツが出てくるかもしれない。次世代の人々にも楽しくスポーツができる世界にしていきたいという意見が出ていました。

グローカル探究/未来探究/sports knowledge

5/25 前回と同様、外部講師の古藪先生にお越しいただき、「ジェンダー」についてレクチャーしていただきました。

古藪先生:「画面に映っている(短髪で脇の毛が生えている)キャラクターの性別は、男性?女性?」

その質問に対し、ほとんどの人が、「男性」と答えていましたが、数人「女性」と考える人もいました。

理由を尋ねると、「女性で毛を処理していなくても構わないから」と答えていました。

「男性」とは?「女性」とは?この話題から日本の「ジェンダーへの意識」について考えました。

さらに、古藪先生がアフガニスタンで活動した実体験を聞き、日本では考えられない状態を目の当たりにしました。これからの活動ではさまざまな立場の方々がいることを十分配慮し、自分主体ではなく、多方向からの見解で物事を考え、実行していきたいと思います。

最後に・・・授業後、生徒たちに感想を聞いてみました。

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 5月13日(金)の5・6限目、第3回となる「未来探究」の授業を下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用してたアイスブレイクと社会課題理解

② シンキングツール「ベン図」の活用

③ SDGs目標5 「ジェンダー平等を実現しよう」


 先週と同様に、ゲームを通してSDGsや社会課題について学びました。今回は「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマにLGBTQ+について学習しました。

 次に「家事や育児は何があるか?」の問いで、各生徒が付箋に家事や育児でやることを思いつくだけ書き出しました。そこからベン図を利用して父親がしたほうがいい事か、母親がした方がいい事か、どちらもした方がいいに振り分けていきました。さらに、日本のジェンダーギャップ指数や育児休業について動画や統計を参考に学習し、日本社会の現状について理解を深めました。

 色々な知識を得て、再度自分たちのベン図を振り分けました。そして、振り分けたベン図を見て「共通してできることは、手分けして家事や育児をした方がいい」や「時間で区切るのはどうか」など各班様々な意見がでました。


 結果、多様な性のあり方を認め合うことや、やるべきことを性別によって決めつけるのはいけないことを学ぶことができました。

 アスリート特進コースも同日の5限目に探究学習を行いました。本日は、社会課題カルタを通してさまざまな課題とSDGsの関連を考え、調べたことをワークシートにまとめました。各生徒が世界共通の課題についてじっくりと考える時間になりました。

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5/12 6限目に仰星・特進1年生はSGL活動を行いました。

これまでの活動で学んだSDGsへの理解を深めるため、特別講師として古藪先生にお越しいただき、SDGs4番目の目標「質の高い教育をみんなに」についてレクチャーをしていただきました。

「質の高い教育」とはどういったものなのか、様々な国の現状を動画で見て、何が問題なのか、どう改善できるのか、周りの友人と話し合ったり、コメントを述べたりしながら、知識を深めていきました。

中には自分たちのある環境や受ける教育との違いに驚きの声も上がっていました。

また後には、実際に海外で行っているプロジェクト活動を見て、知識を深めていくことで、その問題を解決しようと頑張る人たちの話を聞き、ゴールはどこなのかをしっかりと理解することができたように思います。

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4月28日(木)6限

先週の後半で、「中高生のための朝日SDGsジャーナル!」について取り組みました。

今回の前半では、ワークシートに沿って、各自が調べてきたことを班内で情報共有し、発表原稿づくりを行いました。

共有された内容を班でまとめ、発表原稿を20分で完成する・・・

限られた時間の中で、自分達の班で伝えるべき内容を上手にまとめている様子でした。

後半では、いよいよ各班の発表を行いました。高校生活で初めて友達と協力し、発表を行う機会となりました。

「発表」となると、どうしてもドキドキ・・・発表原稿に目線を落としてしまい、傍聴者へのアイコンタクトが少なかったものの、短時間でまとめた内容をしっかりと全体へ伝えることができました。

2分程度にSDGsに関連する記事をまとめ、さらに「これから自分たちにできること」として、身近な対策を挙げ、SDGsは先進国日本でも取り組まなければならない目標だということが認識できた様子でした。

SGL活動はまだまだ始まったばかりです。

これからは、クラスメイトへの発表だけでなく、他のクラスの人達へ、SGL活動協働団体へ、地域の方々へ、全国の生徒や教育関係者へ、世界各国の人々へ発表する機会があるかもしれません。

今回の発表から、「調べる→共有する→まとめる→伝える(発表する)」を改善し、今後の活動に活かしていきます。

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 4月22日(金)5・6限目、第2回となる「未来探究」の授業は、下記のプログラムで行いました。

① SDGs学習ゲームを利用してアイスブレイク

② シンキングツール「クラゲチャート」の活用

③ SDGs目標1 「貧困をなくそう」 

 
 5限目、先週はSDGsすごろくでしたが、今週は各クラスがカードゲームやかるた、すごろくなど、さまざまなゲームを通じて楽しく勉強しました。その後、クラゲチャートというシンキングツールを利用して、アイデアを生み出す練習をしました。

 最初は「スマートフォンは必要な道具である」という主張に対して、必要である理由を生徒一人ひとりが考えて書いていきました。多い班だと30個以上の理由を書いた班もありました。 

 6限目は、貧困について学習をしました。「私たちは1日に何円利用しているでしょうか?」という問いから授業が始まり、貧困ラインや貧しい生活をしている人がどのくらいいるのかなど学習しました。

 最後にクラゲチャートを利用して「~があれば貧困がなくなる」という主張で各班がさまざまなアイデアをだしました。(~の部分は各班で異なります。)各班知恵を絞り、様々なアイデアがでて、とても面白いクラゲチャートができました。

 アスリート特進コースも同日の5限目に探究学習を行いました。本日は、愛知県SDGsガイドブックを用いてSDGsの概要を理解した後、SDGsすごろくで社会課題に関するクイズを出しながら、楽しくSDGsを学ぶことができました。

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4月21日(木)6限

前半では、昨日行われた「ゴー・ゴールズ!(すごろく)」の振り返りを行いました。

そして昨今報道されている「ロシアによるウクライナ軍事侵攻」とSDGsとの関わりについて考えました。

16番の目標「平和と公正をすべての人に」から遠のくことで、他の目標も遠のいてしまっていることに気づいた様子でした。

後半では、「中高生のための朝日SDGsジャーナル!」について取り組みました。SDGsに関係する過去の朝日新聞の記事がまとめてあるもので、その中から最も興味のある新聞記事を各班で選び、内容を確認しました。

来週の授業では、各班でまとめた内容を発表する予定です。

初めての発表です。果たしてどのような発表になるのか・・・! とても楽しみですね。

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4月20日(水)6限

前期生徒会役員選挙が行われた後、各クラスですごろくを用いてSDGsについて楽しく学びました。

久々の?すごろくに班では大盛り上がり!

はしごのマスに止まってワープしたり、ウォータースライダーのマスに止まって振り出しに戻ったり・・・

各班で笑顔が絶えない時間となりました。

このすごろくはSDGsの17の目標が書かれたマスがあり、そのマスに止まると司会者からその目標に関する問題が出されます。問題に見事正解すると、もう一度さいころを振り、進むことができます。意外と知らないことが多く、問題にやや苦戦している様子でした。

SGL活動は始まったばかりです。これからも班の友達とも仲を深め、SDGsや豊明市の地域課題について、積極的に学び、行動していきます。